スミレ堂便り Vol.1

みなさま、はじめまして。

私は「スミレ堂」という手彫り印章専門店のディレクター・印章アドバイザーをしています、彩(AYA)です。まずは、簡単な自己紹介をさせてください。

愛知県名古屋市出身、今は愛知県郊外ののどかな町で、6歳と0歳の姉妹の子育てを楽しむ母でもあります。

実は、スミレ堂はもうひとつのパラレルキャリアとして、印章彫刻士をしている父とはじめた活動です。本職は、2007年にノバレーゼに入社して以来、商品管理部・ドレスショップのアトリエにて婚礼衣裳のメンテナンスやお直しに携わってきました。

この度スミレ堂の活動の一つとして、THINGS MOREにてコラムを連載させて頂くことになりました。コラムでは印章アドバイザーとして、印章にまつわる豆知識やスミレ堂の手彫り印章と木製ケースのセットについて綴っていきたいと思います。印章セットの製作には印章彫刻士や木工職人などの、職人さんが携わっています。どんな想いで日々製作に励んでいるか、製作工程の様子などを取材してご紹介したいと思います。

そして私自身のことでは、なぜ手彫り印章専門店「スミレ堂」を始めたのか、パラレルキャリアという生き方を選択したのか…という想いも綴っていけたらなぁと思います。

私も、手彫り印章の良さに気が付いたのは、つい数年前のこと。友人の出産祝いに手彫り印章を贈った際にとても喜んでくれたことがきっかけでした。印章は身近な生活必需品ではありますが、日本の文化を継承する伝統工芸品でもあります。

皆様に「こんな日本の伝統工芸品の世界があるんだ!」と発見できるような、スミレの花言葉である「小さな幸せ」を運ぶお便りのようなコラムを目指したいと思っています。

どうぞよろしくおねがいします!

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増田 彩(AYA MASUDA)
株式会社ノバレーゼ名古屋商品管理部所属。2007年入社以来、ノバレーゼ名古屋店のアトリエ業務に携わっている。友人の出産祝いに手彫り印章を贈り、喜んでくれたことをきっかけに、日本の職人の手仕事の美しさに心惹かれる。同時に、後継者不足などの課題を知り、日本の美しい手仕事を伝えるお手伝いをライフワークにしたいと活動を始める。2017年、「人生の節目に贈りたい・特別な手彫り印章専門店・スミレ堂」を、印章彫刻士の父と共に立ち上げる。6歳・0歳の姉妹のお母さんとしても日々奮闘中。

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