【スミレ堂便りVol.2】印章の種類はどんなものがあるの?

こんにちは!手彫り印章専門店「スミレ堂」の彩です。

卒業・修了シーズンですね。我が家では、娘が保育園の卒園ということで、卒園式にむけて、ミモザのコサージュを親子おそろいでつくってみました。

周りの人に支えて頂きながらの保育園生活は、楽しかった思い出で溢れていて、感謝の気持ちでいっぱいです。コロナ禍で行事が中止や規模縮小を余儀なくされる方も多いとは思いますが、すべての子供たちが楽しく伸び伸びと過ごせることを祈っています。

さて今回は、身近にある印章だけど、どんな種類があるの?というテーマを、お伝えしたいと思います。
個人で使う印章は、主な3種類。「実印」「銀行印」「認印」です。

実印

実印は住民票登録している自治体に印鑑登録をした印章のことです。主にお金が関係する取引に使用され、法律上の権利が発生する生涯でもっとも大切な印章です。

[用途]
・自動車の契約
・住宅・マンションの購入・不動産取引
・保険・補償金の受領
・官公庁の手続き
・公正証書・金銭貸借証書
・遺産相続
・・・など。

銀行印

銀行印は金融機関に届出を行った印章のことです。金融関係で用いる印章なだけに、実印と同じように慎重に取り扱わなければなりません。自宅などに保管する時は通帳とは別にする方が安全です。

[用途]
・銀行の預金口座開設
・預金の引き出し
・小切手・手形の作成・受け取り
・・・など。

認印

認印は郵便物や宅配の受け取りなど日常的に用いる印章です。職場でも伝票や書類の認めに頻繁に使用するために、ともすると軽く扱いがちですが「自己の証」であることに変わりはありません。日頃から注意深く取り扱うようにしてください。

印章は使い分けが大事

印章は、自分の分身・証となるとても大切な役目を持つので、用途によって使い分けましょう。一生涯にわたって長く、安心して使える印章を持つことが大切ですね。

ですが、印章のお店というとネットショップも含めたくさんのお店があり、購入の時期、印材の種類や値段の差もあります。どのようにお店を選んだらよいか迷われる方もいらっしゃるかと思います。印章のことなら、どんなことでもお気軽にお問い合わせくださいね。

次回は、お店選びに役立てる[手彫り印章]と[機械彫り印章]の違いについてお届けしたいと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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増田 彩(AYA MASUDA)
株式会社ノバレーゼ名古屋商品管理部所属。2007年入社以来、ノバレーゼ名古屋店のアトリエ業務に携わっている。友人の出産祝いに手彫り印章を贈り、喜んでくれたことをきっかけに、日本の職人の手仕事の美しさに心惹かれる。同時に、後継者不足などの課題を知り、日本の美しい手仕事を伝えるお手伝いをライフワークにしたいと活動を始める。2017年、「人生の節目に贈りたい・特別な手彫り印章専門店・スミレ堂」を、印章彫刻士の父と共に立ち上げる。6歳・0歳の姉妹のお母さんとしても日々奮闘中。

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