幸運を呼ぶおせち料理のお話

新しい年の初めに家族揃って食べたいおせち料理。平安時代から始まった日本の伝統的な食習慣の一つで、縁起担ぎの語呂の良い料理が詰まった最強のパワーフードです。
年末の重要な家族行事として、伝統的にこのおせちづくりを行う家庭もありますが、近年では百貨店やホテルなどで販売される、こだわりのおせちを毎年購入して楽しむ方も多いのではないでしょうか。
ここでは最強のパワーフードと言われるおせちの代表的なお料理についてご紹介します。
次の一年のはじまりにたくさんの願いを込めて、ゆっくりと味わってみてはいかがでしょう。きっといつもより大きなご利益が得られるのではないでしょうか。

・黒豆
マメに働き、健康に暮らせるように。

・栗きんとん
“勝ち栗”にあやかって、成功して財を成せるように。

・数の子
ニシンの卵が無数にあることから、子宝に恵まれるように。

・田作り
古くは田んぼの肥糧としてイワシが使われていたことから、五穀豊穣を願って。

・紅白かまぼこ
紅色は魔よけ。白は清浄。

・筍
筍は成長が早いことから、子どもが健やかに成長するように。

・鯛
「めでたい」にかけて、祝いの魚として。

・海老
海老のように腰が曲がるまで長生きできるように。
・れんこん
穴があいているので先がよく見通せるように。

・伊達巻き
おしゃれな伊達者と呼ばれる方々の着物の柄と、書物を意味する巻き物から、華やかさと知識が身につくように。

※各料理の由来には諸説あります。

本来おせち料理は四段重で供するのが正式な形ですが、核家族化が進んだ現代では、各家庭で食べられる量によって一段や二段など自由に選べるようになりました。
料亭やホテルでもすっかり恒例になっているおせちの販売。広島の老舗料亭・三瀧荘ではオンラインショップで注文すると、自宅または帰省先に12月31日大みそか指定で届きます。一流料亭の総料理長が監修する上品な味わいに、ギフトセンスの良さも感じさせる一品。結婚後初めて帰省する実家のご両親のために予め注文しておくのも素敵です。

 

三瀧荘のおせちが買えるオンラインショップはこちら

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